砂のお城

生きるか死ぬかみたいな毎日

学校が終わってから、電車に乗ってマッサージ屋さんに行った。今日の担当だった人、とても上手だった。中国人の女の人だった。帰りの電車まで時間があったから、近くのスーパーをふらふらした。野菜が安くてとても良かった。見切り品のりんごとトマト買った。それから今週末のご褒美に梅酒ゼリーを買った。

 

寮に帰ってきて、広い食堂の隅に座ってひとりぼっちでお夕飯を食べた。正面には後輩たちと楽しくお夕飯を食べる同期の姿が見えた。とても悲しかった。なんでもっと上手に出来ないんだろうって思った。お夕飯の味が全然しなかった。部屋に帰ってきて買ってきたりんごとトマトを全部食べた。井上涼さんの分かち合えないことのメリットを聴きながらこれを書いている。孤独。今わたしが孤独だからこそ見えているものってなんだろう。すごく悲しくて寂しいなって思った。ハリネズミみたいだ。