砂のお城

生きるか死ぬかみたいな毎日

この前 久しぶりに試合に出た。

やっぱり負けた。

苦しかった。

負けたことがとにかく恥ずかしかった。

それなのに試合が終わった後、

やっぱり試合が好きだと思ってしまった。

 

結果を除いた自分の気持ちとして、

わたしは純粋に走ることが好きなんだろうなって思った。引退したら絶対に走らないって決めていたのに、気づいたら来年出れそうなロードレースを調べたりしていた。ひとつ、出たいレースを見つけた。

 

普段履いている靴がボロボロになったので捨てた。ゴミ箱に入れる前に、その靴と走ってきた日々を振り返り、ありがとう楽しかったよって言って捨てた。履いていた期間は実質3ヶ月ぐらいだったけれど、色々あった。北海道を走ったし、人生最後の合宿も一緒に過ごしたし、右足の捻挫も経験した。

 

新しい靴を買った。久しぶりちゃんとお店に行って、何足も履き比べて、40分ぐらい迷って決めた。現役最後を一緒に頑張る靴だから妥協したくなかった。すごく気に入った。靴紐を変えてめちゃくちゃ派手(かなと自分では思っている)にした。既製品だけど、自分だけの世界に1つの靴になった。お気に入りすぎて、練習の時に靴を履くのが楽しみになった。走りたい〜ってなった。

 

なんだかんだ言って走ってる。結果は相変わらず出せてないし、なんで走れないの?って何回も聞かれる毎日だけど、懲りずに走ってる。多分バカなんだと思う。もう3ヶ月切ったし、自分の中にある純粋な走ることが好きという気持ちに正直にやればいいのかなって。

 

f:id:mememe12:20171004082944j:image