砂のお城

生きるか死ぬかみたいな毎日

小6の時の担任・部活の顧問だった先生から久しぶりにメールが来た。

クラブチーム設立の話が出ているらしく、手伝ってもらえないかというお話しだった。

地元を離れ4年、先生に最後に会った日がいつだったか思い出せないぐらいなのに、私を必要としてくれているということがとても嬉しかった。

 

 

寮で独りぼっちなのは自分に大きな原因があること、なんとなく今日わかった。

でもわたしがいると空気が変わる・会話が止まるのをすごく感じるから食堂で

ご飯食べたり、誰かの隣に座ることがすごく申し訳なくなる。自分の立場を守ることしか考えてなかったんだろうなって、気づいた。今更遅いよな、やっぱり私は、チームをまとめる役には向いてなかったんだろうなってすごい思う。永田カビさんの一人交換日記に書いてあった「やりたいこととやれることは違う」って言葉が頭にちらつく。

 

 

わたしの大学4年間って一体何のためにあったんだろうって思うと、

何も無かったなって思いしかない。きっと苦しくしていたのは自分だし、誤解されて終わるのか、嫌われ者で終わるんだなって思うと本当に涙しかでてこない。このことを考え始めると秒で泣いて、思考が止まるから最近は考えないようにしている。本当に本当になにやってたんだろうな、どんなに遠い人から評価されたとしても、結局は一番そばでわたしをみていた人の評価が本当の私にいちばん近い評価なんだろうなって思う。

 

 

そういや、本屋さんで浅野いにおの零落をジャケ買いして読んだんだけど、全部が今の自分に刺さった。今の私の世界の全ては「走れるか走れないか」で、きっと他人にそれを無意識に押し付けていて、自分が走ってるやつがいちばん偉いっていう考えがあって、本当に世界が狭い。だからわたしはひとりぼっちで、きっと競技を離れるまでずっとひとりぼっち。もはやわたしは深澤だよ。

 

こんな生活もあと25日です。きっとわたしがいなくなったら後輩たちはとても伸び伸びとやるんだろうなー。本当に何もできなかったし、何も残せなかったよ。監督やコーチに謝らないといけないことがたくさん、部員にも謝らなきゃいけないことがたくさん。反省文謝罪文たくさん考えなきゃ。大人になると、どんなに頑張っても無意味なものはずっと無意味なままだし、奇跡なんてないってすごい感じる。世の中のすべての結果には根拠がある。本当にこれだけ。こんなにこんなに苦しんだけどわたしの4年間は全部意味がなかった。それだけ。