砂のお城

生きるか死ぬかみたいな毎日

わたしへ

練習を途中でやめることは選手としていちばんやってはいけないことだと思う。それを今日わたしはやってしまった。本当に最低だと思う。結局わたしは弱い自分に飼い慣らされてる。この状況をぶっ壊していかなくてはならない。これではただの奴隷だ。その瞬間だけに意識を集中させろ。甘い声には耳を傾けるな。自分の中にあるスカイブルーと紺色の感情だけを大切にしろ。なんでもいいからやれ。動け。そこに感情が伴わなくてもやるんだ、とにかく動け。今止まったら、きっとわたしは一生、後悔する。先のことなんてどうでもいい。とにかく今の自分に与えられた時間を生きてください。感情の波は捨ててください。今のわたしには必要ありません。波に飲まれそうになったら、深い森に立つ自分を想像してください。それからやりたいことやなりたい自分をただただイメージしてください。イメージは大切です。叶う叶わないは別として、とにかくなりたい自分を強く思い描いてください。絶対に弱い自分に飼い慣らされて腐って終わるなんてことはしないでください。弱い自分ととことん戦ってください。足掻いてください。感情の波に飲み込まれそうになった時ほど、自分から離れ、冷静に、自分を外から眺めてください。自分の感情の変化に敏感になってください。そして、スカイブルーと紺色の自分の気持ちで、自分を見つめてください。今、自分は何をするべきなのか。どんな言葉をかけるべきなのか。ドキドキするぐらいカッとなる状況になっても、落ち着いて、自分を外側から眺めることを忘れないでください。噛みつきたくなっても、耐えて耐えて、冷静な手を打ってください。わたしになら出来ます。絶対に出来ます。弱い自分のいいなりになんてならないで、抵抗を続けてください。勝とうとなんて考えなくていいです。とにかく抵抗してください。こちらからは以上です。